| 10.潜水艦のソナーとイルカ・クジラ | 2002.07.26 |
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ちょっとした記事を検索していたら、偶然その隣に下記のような記事を見つけた。 実は2年前、私はカリブ海のUSバージンのセント・クロイという島でダイビングしていた。その時に水中で、ものすごく耳障りな強い音が鳴っていた。頭の芯に響く不愉快な音だった。聞くと、となりの米領プエルトリコで演習している米海軍の潜水艦のソナーの音だという。もちろんどのくらいの距離からのソナーの音かはわからなかったけど、人間が聞いてこんなに不快な音なら、もっと敏感なイルカはどうなるんだろう、って身をもって感じた。人間にだって、気の狂いそうな音なんだもの。 科学的な根拠があって言ってるんじゃないけど、下の2km離れれば大丈夫、というのを実際ソナーの音を水中で耳にした私としては、信じられない気持ちです。 「海中騒音」沖縄にも/米海軍の新ソナー、低周波で潜水艦探知 ![]() 低周波使用の米海軍次世代ソナー搭載艦の配備で、沖縄近海のクジラなど海洋ほ乳類への影響が懸念される=2002年2月、座間味島沖 「海中の騒音公害」と呼ばれ、潜水艦の探知に使われる米海軍の次世代ソナー(音波探知機)の使用が許可された。低周波を使う同ソナーは、ジェット機並みの音の大きさから、クジラやイルカなど海洋ほ乳類の脳に影響し、大量死につながると指摘されている。次世代ソナー搭載艦は、中国やロシアの潜水艦を対象に、太平洋にも一隻配備される予定だ。このため、座間味島沖などにクジラが生息している沖縄の海にも将来、影響が及ぶ可能性がある。 米国家海洋漁業局(NMFS)がこのほど、搭載艦を二隻に限定して許可した。5年間、調査しながら使用し毎年、条件を検討し直すという。しかし、環境保護団体は「全面使用に道を開く」と猛反発、提訴する構えだ。 海中に音波を発射し、反射音から潜水艦の動きを探知するのが「アクティブ・ソナー」で、従来3500ヘルツ付近の音波が使われていた。しかし、探知されにくいようにスクリュー音を小さくした潜水艦が増えたため、米海軍は300ヘルツ付近の低周波を使い、より静かな音を探知できる次世代ソナーの開発を進めていた。 2年前、米海軍がカリブ海のバハマ沖での新ソナー実験中に、クジラ16頭などが海岸に打ち上げられる「事件」があった。低周波ソナーとは異なる音波を使っていたが、専門家は「次世代ソナーの低周波数は、大型クジラがコミュニケーションに使う音波帯に近く、脳や鼓膜への影響は大きい」と指摘していた。 NMFSは「モニターで海洋生物の存在を目視で確認し、2キロ以内近づいたところでは使用しなければ問題ない」と判断した。 寒流と暖流がぶつかる日本近海は「クジラ銀座」とも呼ばれ、沖縄近海でもクジラが回遊する。県内の海洋観光として定着するホエールウオッチングに「海中の騒音公害」の影響が懸念される。(ワシントン=本紙駐在・森暢平)(琉球新報) [7月22日10時51分更新]
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