これからの季節は、伊江島南側のダイビングポイントへGO!
沖縄ではこれからの季節、空きから冬にかけては、東北の風が優勢になります。
そんな時は、伊江島の南側のポイントに潜ることが多くなります。
伊江島の南側のポイントは、ゆっくり写真を撮るのに最適。
最近は、「あれ?こんな魚が南のポイントに?」といったのも、現れています。
でもたまには、北側のドロップオフに潜れることもありますよ。
パッチリーフへGO!
伊江島の南側で、皆さんに一番好まれているのが、パッチリーフです。
「わ~、慶良間より綺麗!!」と、言われたりもします。(もちろん慶良間も綺麗です)
綺麗な砂地に、点々とリーフが散在し、魚の棲み処となっています。
幼魚がたくさん
パッチリーフには、ケラマより多いんじゃないかっていうくらい、ケラマハナダイが群れています。
赤ちゃんも多数、見ることができます。
北側のポイントで見ることも多いタテジマキンチャクダイの幼魚。
南のポイントでも観察できます。
アオスジテンジクダイが、やたら大きく見えますね!!
今年はミスジチョウチョウウオの幼魚をよく見かけます。
ヤリカタギの幼魚も多い。
サンゴに寄り添って生きるこれらの魚が多いと、サンゴも健全なんだなと、安心します。
ミヤケテグリのミヤケって、三宅島からだって知ってた?
パッチリーフの下あたりを除くと、ミヤケテグリの姿も見えます。
アメリカの海洋学者、ジャック・モイヤーさんが三宅島の個体から名付けたからミヤケテグリ。
学名は、Synchiropus moyeri と、モイヤーさんの名前が付けられています。
(モイヤーさんのことを思い出したら、少し悲しくなった)
中ノ瀬まで行ければラッキー!
伊江島と沖縄本島の間に位置する中ノ瀬。
このポイントは、浅瀬では回遊魚も周ってくることが多いです。
また、通常かなり深い海で見られる魚が、比較的浅くで観察できます。
ツムブリの群れやロウニンアジがいたりするので、マクロ派の方も周囲を見回してください。
この個体は、150㎝くらいある大型のロウニンアジでした。
一匹狼みたいで、カッコイイ。
通常は深い場所に生息しているサンゴアマダイの仲間。
オキナワサンゴアマダイは、中でも観察しやすい水深にいます。
特に中ノ瀬のオキナワサンゴアマダイは、通常のダイバーでも見られる水深に住んでいますよ。
伊江島は北側のドロップオフが特徴的ですが、南側の穏やかな海も、潜っていて楽しいです。
これからの季節は、ゆっくり南側のポイントでダイビングするのがおすすめ。
初心者さんも、ベテランダイバーさんも、それぞれの楽しみ方が出来ると思います。
伊江島ダイビングサービス、今年の冬期休暇
今年の伊江島ダイビングサービスは、12月17日より冬期休暇に入ります。
冬期休暇 2018年12月17日(火)~2019年2月29日(土)
2019年3月1日(日)より、元気に新年度スタートです。
冬期休暇中でも、湯野川が伊江島にいる時はダイビングをお受けすることが可能です。
お気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。