6隻の漁船とダイバーでオニヒトデ駆除
2016年1月14日(木)・15日(金)、伊江漁協主催のの環境保全活動で、伊江島周辺のオニヒトデ駆除を行いました。
当日は北風が強く、肌寒い天候でした。
6隻の漁船とダイバーで、伊江島海域南側のリーフを中心にオニヒトデを探しました。
フーカーダイビング、スクーバダイビング、シュノーケリングと、潜り方は様々です。
沖縄・伊江島のサンゴ礁
沖縄は1998年の高水温により、著しいサンゴの白化現象でサンゴがほぼ全滅してしまいました。
その後も回復と、再びの白化やオニヒトデ・シロレイシガイダマシなどの食害などを繰り返しながらも、しだいに回復。
2016年1月現在、伊江島のリーフのサンゴはほぼ全域、以前のような姿を取り戻しました。
浅瀬のサンゴはとても綺麗です。
サンゴ礁に隠れるオニヒトデ
一見綺麗に復活した伊江島のサンゴ礁にも、オニヒトデは隠れています。
自然界でサンゴ礁にオニヒトデは全くいないわけではなく、健全な状態では1平方キロあたり数匹のオニヒトデが生息すると言われています。
今回の保全活動で見た海は、それよりもまだ生息数が多く感じられました。
駆除されたオニヒトデ
下の写真のオニヒトデは、14日に伊江島海域の環境保全活動で駆除されたオニヒトデです。
漁師やダイバーが協力して、伊江島のオニヒトデ駆除行いました。
今後も継続的に、伊江漁協および伊江島ダイビング協会では、伊江島の海岸や海中の環境保全に努めたいと思います。
(海岸のゴミ拾いも定期的に行っています)
やはり地元の海は、地元で海にかかわる人間が守って行かないとね。
そしてダイバーである私たちは、伊江島の海の素晴らしさを伝えて行かなくてはと思っています。
今年もぜひ、伊江島にお越しくださいね。