Kyo's Fish story 3
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タマ川って・・・? |
| タマムシサンゴアマダイは、伊江島から1997年に、日本初記録として発表されました。当ショップのリピーターで、この魚を観察した人は多いはずです。 この魚は、サンゴアマダイ属に属しており、ほかに伊江島では、オキナワサンゴアマダイ、アカオビサンゴアマダイ、フジイロサンゴアマダイが生息しています。生息水深は45m−60mの水深帯で、ドロップオフの下の平坦なガレ場です。しかし、そのような環境下で、どこでも見られるわけではありません。 現在判明している生息箇所は、2ヶ所だけです。 タマムシサンゴアマダイの大きな特徴は、自分の巣穴を持たなく、しかも数十から百単位の群れを作ることです、この属のほかの魚は、自身の巣穴を持ちペアでその周りをホバーリングして、危険が近づいたら、巣穴の中に逃げ込みます。決して群れません。 では危険になったらどうするのでしょう? 1.まずは、群れでひたすら逃げて行きます。この様子を私たちは、タマ川と呼んでいます。あのメタリックブルーの体色の魚が、群れて泳ぐ様子は、本当にきれいです。 2.ある程度追っていくと、泳ぐのを止め、オキナワサンゴアマダイやアカオビサンゴアマダイの巣の上で、巣の主と一緒にホバーリングします。この時、巣の主に威嚇されることがあります。 3.それ以上追うと、主は巣穴に隠れてしまい、タマムシだけになり、この状態で観察したり、写真を撮ることが出来ます。 微妙な距離で追いかければ、タマムシとアカオビ、もしくはオキナワサンゴの2ショットが見られるでしょう。 また季節的な変化もあります。沖縄の梅雨の頃には、簡単に追い込んで動きを止ることができます。しかし、それ以外の時期は、群れを作り、ひたすら遠くまで逃げて行く傾向が見られます。 タマムシサンゴアマダイは、生息深度が深いため、観察できる時間がとても短く、今はこの程度の生態しか、分かっていません。 この魚は1978年に、フィリピンから記録されていますが、どれくらいの水深にいるのでしょうか? また生態も似たものでしょうか? |