自分の足で歩き、目で見た旅の記憶「Walkabout」

今、伊江島ダイビングサービスで夏合宿をしている同志社大学ダイビングポイントのOBに、写真家の竹沢うるまくんがいます。彼が3年近くかけて回った世界一周の足跡を綴った写真集「Walkabout」が小学館より発売されました。
世界で出会った人、動物、情景が、竹沢くんの息遣いとともに、凝縮された写真集です。

18歳の夏に伊江島を訪れてダイビングをしたことがきっかけで、竹沢くんの人生の旅が始まり、今回の3年間の旅の終わりに伊江島に帰って来てくれました。

写真集を見ると、3年間の長い旅の記憶が、伊江島の波の間に包まれています。
ぜひ写真集を手に取って旅の写真に見入り、彼の秀逸なキャプションもお読みください。

実は私、湯野川恭子は竹沢くんの旅の間に、海外で2回、東京で1回、ニアミスしています。
もちろん私は長い旅に出ているわけではなく、ピンポイントで南米や東京に行った時に、すぐ近くに竹沢くんがいたという偶然です。

そういえば先月、竹沢くんがキヤノンのコンパクトデジカメの新機種G16の撮影でメキシコに行っていた時、私もメキシコにいたのでした。
竹沢うるま キヤノンG16作品ギャラリー

著者略歴

竹沢うるま
1977年生まれ。写真家。ダイビング雑誌のスタッフフォトグラファーを経て、2005年独立。世界各地を旅して写真を撮り続け、これまで訪れた国は130か国を超す。
「うるま」とは、沖縄の方言でサンゴの島の意味。

竹沢うるま in 伊江島

竹沢くんは、2012年の年末、旅の終わりに伊江島に立ち寄ってくれました。
その日の竹沢くんのブログ

この時のフェリーは「ぐすく」。
竹沢くんが10年前に最後に伊江島に来た時と同じ船です。
旅人、竹沢うるまが元気に下船してきました。

竹沢うるま、伊江島に到着

竹沢うるま、伊江島に到着


久しぶりに再会した湯野川と。

竹沢うるまと湯野川恭

竹沢うるまと湯野川恭


竹沢くんが18歳の時にはじめて泊まった民宿なぎさ(この時はまだ、ひらかなのなぎさでした)のお母さんと。お母さんは長い旅から戻った息子をねぎらうように、次から次へと食べ物を並べていました。

竹沢うるまと民宿渚のおかあさん

竹沢うるまと民宿渚のおかあさん


伊江島タッチューにも登りました。

竹沢うるま、伊江島タッチューの頂上で

竹沢うるま、伊江島タッチューの頂上で

写真展「Walkabout -1021日、103ヶ国を巡る旅の記録-」

1021日にわたる旅で撮影された35万点の中から、35カットが厳選されて展示されます。
お近くで開催される際には、ぜひ足をお運びください。
トークショウやイベントもあるようですよ。

会期
東京 2013年8月1日〜8月7日 銀座Canon Gallery
名古屋 2013年8月22日〜9月4日 名古屋Canon Gallery
大阪 2013年9月12日〜9月18日 梅田Canon Gallery
仙台 2013年10月3日〜10月15日 仙台Canon Gallery
札幌 2013年10月24日〜11月5日 札幌Canon Gallery

会場詳細は、キヤノンギャラリーサイト