江畑 浩規 Hiroki EBATA役者 東京在住 23歳 はじめて伊江島に来たのは小学校2年生の時、両親に連れられて。最初は両親がダイビングしている間、ホテルでゲームをして遊んでいたが、程なく本人もダイビングを始めた。そして、毎年来ていた伊江島も、高校生を最後にしばらくご無沙汰・・・ その間に、江畑さんちのヒロキ君は青年になり、役者になり、ウォーターボーイズの撮影が終わった久しぶりのオフに、ひとりで伊江島にやって来た。 ダイビング以外にも、中学校の運動会に行ったり、改善センターで映画「ホテルハイビスカス」を見たり、地元密着型の休日。どこへ行っても「ウォーターボーイズ見てたよ」と伊江島での視聴率は高かった模様。これからの役者としての活躍に期待がかかる。 久しぶりのダイビングで、新たな発見、新たな楽しみ方を見つけた ―― 久しぶりに潜ってみてどうだった? 浩規 ダイビングするのは、3、4年ぶりかなぁ。1本目、エントリーする前と入ってすぐはドキマギした。でもしばらく泳いでいるうちに以前の勘を取り戻して、あとはずっと楽しかった。2本目からは、リラックスして楽しめたし、ずっと海の中にいたかった。僕は、ダイビングって、空に浮いている感じがする。成人してからダイビングすると、以前子供の頃とは違った新しい発見がいっぱいあって、昔は見向きもしなかった魚に興味がもてた。 ―― 今回見て、面白かった生物は? 浩規 ウミヘビの食餌。ホバーリングして餌を狙っている魚。でかいイセエビ。間抜けな貝(笑)。オラウータンクラブ。ウコンハネガイが稲妻みたいに光っているところ。トウアカクマノミの家族・・・・ ―― 北のドロップオフと南の砂地と、どっちが好き? 浩規 ドロップオフは、何が出てくるんだろうって冒険心をそそられるし、パッチリーフなんかは周りに魚がいて、リラックスして観察出来る。両方面白いですよ。どっちかが特に、って訳じゃない。
―― 久しぶりの伊江島の印象は? 浩規 ある意味、僕にとっては第2の故郷。懐かしい所に来た、っていうより帰って来たって感じですね。新しい建物が建ったり、変わってしまった所はあるけど、変わらない部分もある。はじめて来た時から、もう15年経つんですよねぇ・・・ 本部から見る伊江島って、全然変わらないじゃないですか。デッキからずっと見ながら、フェリーに乗って来ました。台風の影響があると思っていたのに、ずっと晴れてて良かったですよ。 今回は運動会に行ったり、映画を見に行ったりして、地元のおばあや子供たちにいっぱい会えたし、そうそう、人の集まる所の車が多いのに驚いた。あれって都心並みじゃないですか。 ―― うちの空にとってはおにいちゃんで・・・ 浩規 子供の頃は、レゴなんかのおもちゃを持って来ていましたね。 ―― うちにある金目のおもちゃは、みんな浩規君からのおさがりです(笑)。 仕事・・・役者になったわけ ―― いつ頃から、今の仕事を? 浩規 高校生。最初は普通に目立ちたかったから(笑)。タレント養成所みたいなところに入って仕事を始めて、でもその頃はあまり真剣じゃなかった。高校卒業後一人暮らしを始めて、その後、養成所にいた方に小劇団に誘われて芝居を始めたら、すっかりのめりこんで・・・ 一生の仕事はこれだって思いました。そして今のマネージャーが芝居を見に来てくださった時に評価してもらえて、今の事務所に所属することになりました。
―― オーディションを受けたのは? 浩規 今の事務所が持って来てくれたんですが、受かってラッキーでしたね。 ―― 合宿が多かったんでしょう 浩規 合宿は合計18日。1日6〜8時間プールにいました。今年の夏はは寒かったじゃないですか、水温19℃のプールで、「マジかよ」っていう日ももありました。 ―― 体育会系の合宿みたい 浩規 それが終わってからも週イチで練習して、最後の本番前はまた3日間合宿でした。4段やぐらが本番に決まった時は、達成感がありましたね。ボーイズ達32名、下は16歳から上は24歳までいたんですけど、あれだけ一緒にやっていたら連帯感も生まれます。 ―― この作品について 浩規 これは特殊な連続ドラマなんです。結末が決まっていて、それに向かって進んでいくという。この年になって高校生役で、文化祭のために練習するなんて今までにやったことのない経験が面白くもあり、つらくもあり、でした。貴重な経験をさせてもらいました。 将来の夢―― これからどんな役者になって行きたい? 浩規 とりあえず役者として食べていけるようになること。基本的に何にでもハングリーでやって行って、個性的な役者になりたいです。この役はこの人でなくちゃ、っていう。 ダイビングでも、TVの映像を見るより、実際に潜って水を感じて目の前の魚を見たほうが感動するじゃないですか。芝居も生で見ていただいて、喜んでもらえる役者になりたいですね。 <インタビュー後記> ダイビングの話をしている時と、仕事の話をしている時で、全然口調がかわる。 肩書きは、俳優?役者?との問いに、「役者って言ってます、っていうか、役者です」 そのふたつって、どう違うの?と聞けば、「俳優ってTVや映画の映像で、役者は生の舞台。僕はやはり直にお客さんからの反応のある舞台をやっていきたい」 とのこと。 そういえば、彼が着いた日にショップで、「私の友達がウォーターボーイズのADやってたよ」と言い出したNさん。「えー、誰?」「○○さん」「わー、普通にわかる」 と、共通の知人がいることが判明。伊江島で京都から来ていたNさんとの、イッツ・ア・スモール・ワールドでした。○○さんのエピソードはヒミツ(笑)。 「それにしても、恭子さんから写真を撮られたり、インタビューを受けたりって、すごいへんですよね!」 はい、私もまさかこんな日が来るとは思っても見ませんでした。 |
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2003.09.25