2001.9.29(土)

トリッパと小さな幸せ

なんだかここ1ヶ月、トリッパが食べたかった。
トリッパって知らない人もいるよね。牛の第2胃袋でイタリア料理で、トマトや豆と煮込んだりする。なんでトリッパかよくわからないのだけど、「ああ、トリッパが食べたいなぁ」って、ずっと思ってた。
でも、ここは、沖縄の離島。イタリア料理屋なんてないし、食材としてのトリッパもゲット出来ない。

と、ある日神の啓示か(オーバーな)、新聞に折り込まれたYYYクラブイエリゾート(我が家の向かいのリゾートホテル)のチラシに、「煮込み料理フェア−」とある。
1.豚バラ肉のラグー  ¥1,250−
2.牛タンシチュー    ¥1,350−
3.トリッパ−の煮込み ¥1,350−

子供の学校も休みなので、今日のお昼に3人で行ってきました。
湯野川は、豚好き。子供は、牛タン好き。そして、トリッパの食べたかった私。メニューの利害関係は一致しています。
味は、トリッパ。美味しかったです。ここで、絶妙なトリッパの煮込みを要求するほど野暮じゃないんで、トリッパをちゃんと食べさせてくれれば、それで満足。徒歩1分でリゾートホテルのレストラン、海を見ながらの食事。

小さな幸せでした。


2001.9.26(水)

オーシャンビュー


女性誌の、有名ホテルの部屋を特集したページを見ていた時のことだと思う。
子供が覗いて、「ひえー、これって一晩泊まるのに7万円もするの?」 と聞くので、「だって、東京湾の見えるオーシャンビューなんだよ。こういうところにふたりで泊まれば、ロマンチックなんだってば」
「ええっ、でも海は汚くて、海の向こうはビルだよ。これのどこがロマンチックなの?」
「夜になると、夜景がきれい」
「ふーん・・・」 と、子供はいまいち納得していない。
「だったらさぁ、僕たちの教室はオーシャンビューで良い部屋な訳? 体育館もオーシャンビューだし、グラウンドもオーシャンビューだよ。海はキレイだし」
「多分都会の人は、うらやましいと思うよ。教室の窓から海が見えるなんて」
「ふーん、僕は海が見えるだけで泊まるのが高いなんて、そんな部屋絶対泊まらないからね」

贅沢なことは、その場にいる人間にはわからない。
遠くにあるものや、ないものを欲しがるのが、人間の欲求なんだね。

そして、そのキレイな島で、アメリカ軍の報復に向けた演習は行われている。


2001.9.24(月)

情報とは・・・

アメリカのテロが起こった時、それを喜ぶパレスチナ人の映像がCNNで繰り返し流された。映像を見た世界中ほとんどの人は、「何でテロを喜ぶんだろう?!」って、衝撃を受けたと思う。

あるところで聞いたのだが、あれは、事前に撮られた映像を意識的にコメントをつけて、流したものだと言う。例えば根拠として、「人々がテロ事件についてのコメントを、口にしていない。ツインタワー爆破を載せた新聞を持っているとか、事件後を示すものがない」など。1991年にブラジル人が撮影した、ヨルダン川西岸のパレスチナ人の映像だという話もあるが、正確なところはわからない。
でも、人々の気持ちを操作するために、アメリカの正義を正当化するためにやった、と言われれば、さもありなん、という気はする。

テロ事件に100%正義はない。ひどいことだと思う。
でも、アメリカのやってきたことすべてが、世界の正義かと言うと、そうではないことが、いっぱい見えてくる。私の考えなんて、及びもつかないところで世界は回っている。
ただ、あの時ニューヨークのツインタワー周辺にいた人も、AAやUAに乗っていた人も、内戦の続くパレスチナで暮らす貧しい人々も、命の持っている重さは変わらないはずだ。これ以上、他者の力で命を落とす人がないように・・・そんな解決方法はないのだろうか。