ゴールデンウィークが終わって
2014年のゴールデンウィークも終わりました。沖縄は梅雨入り。
終わってみれば、寂しいような、気の抜けたような。
今年のゴールデンウィークは、天気が安定しませんでした。
でも、北側と南側のダイビングポイント、中ノ瀬などに、バランスよく潜りに行くことが出来ました。
南側ポイント
南側は穏やかなポイント。
パッチリーフでは、ヨスジフエダイ(Lutjanus kasmira)の群れや、ケラマハナダイの群れが出迎えてくれます。
ミヤケテグリ(Neosynchiropus moyeri)が、鰭全開でした。
ミヤケテグリ自体はよく見かけますが、鰭全開の写真はなかなか撮れませんね。
中ノ瀬
中ノ瀬は、フィッシュウオッチング好きの方の聖地ともいえるダイビングポイント。
毎日潜りたいというリクエストをいただきます。
アゴハタ(Pogonoperca punctata)は、このポイントならではの魚。
数個体、見かけることが出来ます。
オヨギトラギス(Parapercis natator)も中ノ瀬でしか見ない珍しい魚です。
秋頃に、オスのきれいな婚姻色が見られます。
洞窟にいる魚
伊江島の北側は、ドロップオフに洞窟やアーチ、立ち上がりの岩などがあるダイナミックなポイントです。
シマクダリボウズギスモドキ(Pseudamia zonata)と、舌をかみそうな長い名前の魚。
洞窟の奥深くにいます。
トマリヒイロテンジクダイ(Apogon evermanni)も伊江島の洞窟で見られる魚です。
北側ポイント
北側のドロップオフでは、スーパードロップオフが人気でした。
2014年のゴールデンウィークは、このヤリイトヒキベラがヒットでした。
20年伊江島に通って、ヤリイトヒキベラ(Cirrhilabrus lanceolatus)を初めて見たダイバーの方もいらっしゃいましたよ。
次回伊江島に来られる時まで、ちゃんとヤリイトヒキベラをキープしておきます(笑)。
ヤミスズキ(Belonoperca chabanaudi)もドロップオフの窪みなどで見られる、渋い魚です。
まだまだ、いろんな魚が見られましたが、今日はこの辺で。
伊江島では夏になるまでの時期、ダイバーの風も少ないのでプライベート感覚で潜ることが出来ます。
ゆっくり写真を撮りたい方には、ベストなシーズンですよ。