伊江島のダイビングで、昨日2015年6月5日は、昼も夜もサンゴの産卵が観察できました。
沖縄のサンゴの産卵を楽しみにされている方は多いですよね。
昼間のサンゴの産卵
まずは、昼のダイビング。
ハナヤサイサンゴの一部の種類は、昼間に産卵をします。
ちょうど通常のダイビング中に、ハナヤサイサンゴが産卵していました。
正確には、卵ではなくプラヌラ幼生が出産されます。
小さな幼生が見えますか?
夜間のサンゴの産卵(ナイトダイビング)
満月前後にサンゴの産卵は行われますが、種類によって産卵の日は異なります。
そこで、サンゴの種類が多いポイントは、産卵に立ち会える確率も高くなります。
伊江島では、そのようなポイントがあります。
昨夜は、水深13~4mのサンゴが産卵していました。
産卵直前のサンゴです。
オレンジ色の卵が、透けて見えています。
サンゴが産卵を始めました。
ポツポツと、オレンジ色の卵が出てきます。
サンゴの卵がどんどん夜の海に解き放たれていきます。
ふんわり浮かび上がる、サンゴの卵たち。
一斉に産卵を始めるサンゴ。
やはり、神秘的と言っていい光景です。
こんな生命の営みを見ることが出来るのは、ダイバーの特権ですね。
昨夜は夕方から雨が降り出しました。
ナイトダイビング中止かと思いましたが、潜る時間には雨も上がりました。
サンゴの産卵目的で伊江島に来られたダイバーがいらしたので、目的が果たせて良かったです。
ダイビング後のビールが美味しかったのは、言うまでもありません(笑)。
伊江島では、浅瀬のミドリイシの仲間のポイントは、水深が浅すぎてうちのダイビングボートでは行くことが出来ません。
それでもサンゴ産卵を見られるポイントはあります。
良かったら、伊江島にサンゴ産卵を見に来てくださいね。