伊江島ダイビングサービスの冬期休暇にイースター島

2016年1月27日~2月7日まで、南米チリのイースター島に行って来ました。
着いた当日は、島の最大のお祭り「タパティ ラパヌイ」(TAPATI RAPANUI)の初日。年1度のこのお祭りは、2週間続きます。

イースター島のお祭り「タパティ ラパヌイ」(TAPATI RAPANUI)

イースター島のお祭り「タパティ ラパヌイ」(TAPATI RAPANUI)


イースターといえばもちろんモアイ。
滞在中はレンタカーを借りて、モアイも存分に見てきました。

イースター島、タハイのモアイと海

イースター島、タハイのモアイと海


そしてダイバーにとっては、イースター島固有種の魚が見られるダイビングポイント。
絶海の孤島イースター島でもダイビングが楽しめるのです。

イースター島の小島は絶好のダイビングスポット

イースター島の小島は絶好のダイビングスポット


写真の小島の周りは、絶好のダイビングポイント。
サンゴ礁が広がり、魚影も濃いのです。
(この日にダイビングに行っていれば・・・と思っても、後の祭りでした)

イースター島のダイビングショップ Mike Rapu

イースター島に着いたら、まずダイビングをして、その後にモアイ巡りをしようと思っていました。
ところが天気予報を見ると、最初の2,3日は晴れですが、その後が雨の連続。

ということで、晴れているうちにモアイの写真を撮って、後半をダイビングに変更。
雨が降っても、ダイビングは出来るしね。

イースター島のダイビングショップ Mike Rapu

イースター島のダイビングショップ Mike Rapu


イースター島には以前からダイビングショップが2軒あり、そのひとつがMike Rapu。湯野川恭子の方が、2003年に行った時に使ったショップです。
どうせなら行ったことのあるショップということで、こちらを選択。

イースター島のカメと私

イースター島のカメと私


湯野川はコンデジを持って行ったのですが、私は横着してGOPROのみ持参。
すると、なんと、GOPRO壊れて撮影できず。が~~~~ん、ショック。

イースター島の海中は、意外なことにサンゴが繁茂しています。
イメージとしては、ゴツゴツした岩場なんだけどね。
しかし、サンゴの種類は少ないようです。

イースター島のダイビングで見るサンゴ

イースター島のダイビングで見るサンゴ


同様に魚の種類も少なく、やはり絶海の孤島の水中でした。

水産の資源として見ると、有用な食用の魚がほとんどいない感じです。
この緯度の海はにたくさんいるはずの、食用になるフエダイ科、フエフキダイ科の魚が浅海では1種類もみかけませんでした。

イースター島のダイビングショップ Atariki Rapa Nui Diving Center

Mike Rapuで潜った夜から、イースター島の天気は大荒れになりました。
翌日ダイビングショップに行くと、やはりボートは出せないとのこと。残念!

でもイースター島のダイビングショップは2軒だけだと思っていたのですが、レンタカーで周った時にあと2軒のショップを見つけました。
そのうちの、風向きからするとまだましな港にあるショップに、ダメ元で向かいました。こんな時にレンタカーは便利。

イースター島のダイビングショップ Atariki Rapa Nui Diving Center

イースター島のダイビングショップ Atariki Rapa Nui Diving Center


ショップに着くと、ちょうどボートを出そうとしているところでした。
水中モアイのポイントに行こうとしていたのですが、それには興味ないので、少し離れたまだ魚影が濃いポイントに落としてもらって、モアイポイントで合流するという作戦。

飛び込みのダイバーのリクエストを聞いてくれてありがとう!!
そして、私は交渉能力ある(笑)。

時化の大波を超えてダイビングへ

時化の大波を超えてダイビングへ


海は大時化でしたが、無事にダイビングも終了。
でも、行きたかった離れ小島のポイントには行けませんでした。

最初からダイビングしていればと思ったのですが、晴れた日のモアイの写真も撮りたかったし、お祭りもあるし、朝日のモアイ、夕日のモアイも撮りたかったから、仕方ないか。

イースター島の魚たち

イースター島固有のチョウチョウウオ Chatodon litus

イースター島固有のチョウチョウウオ Chatodon litus

イースター島固有のチョウチョウウオ Chatodon litus


好奇心旺盛な魚で、水中でウニを持ち上げたら、その周りを泳いでいました。
どこにでもたくさんいて、特に港の中では群れていました。
この魚を最初に見たのはダイビングではなく、港の中で子どもがパン餌付けしている姿でした。

アブラヤッコ属のヤッコ、ホツマツアエンジェルフィッシュ Centropyge hotumatua

ホツマツアエンジェルフィッシュ Centropyge hotumatua

ホツマツアエンジェルフィッシュ Centropyge hotumatua


いたるところで見かけました。
イースター島の固有種とも言われますが、フランス領ポリネシアのラパ島や英国領のピトケアン島での観察例があります。

ミギマキに似たタカノハダイ科の魚 Goniistius plessisi

ミギマキに似たタカノハダイ科の魚 Goniistius plessisi

ミギマキに似たタカノハダイ科の魚 Goniistius plessisi


水深30mで1個体のみ観察できました。
ほぼ、イースター島の固有種です。

ダイバーはイースター島に行くべし

イースター島は、モアイで有名な島です。
今回は、イースター島の最大のお祭り「タパティ ラパヌイ」(TAPATI RAPANUI)の初日に島に渡り、お祭りの行事も楽しむことが出来ました。
そして、ダイバーの特権として、イースター島でダイビングをして固有種の魚も見ることが出来ます。

モアイを見て、島をのんびりドライブして、ダイビングをして、ゆっくり島時間にひたる。
もう、絶対おすすめの旅です。

イースター島は、レイで出迎え@空港

イースター島は、レイで出迎え@空港


機会があれば、ぜひイースター島へも行ってみてくださいね。
モアイ&ダイビングは、はまるよ。

リクエストがあれば、「イースター島 固有種の魚を見るダイビングとモアイの旅」みたいな、ツアーも出すことができます。
何かあれば、声をかけてくださいね。