2度目のリスボンはアパートメント滞在

湯野川恭子は、12月頭から1週間ほどポルトガル旅行に行っていました。
もちろんダイビングではありません。
世界中のダイビングポイントを潜るのも好きですが、ダイビングをしない旅行にも行きます。

ポルトガルの首都リスボンの街並み

ポルトガルの首都リスボンの街並み

ポルトガルに行くのは2回目。
今回は旅行期間も短いので、あちこち動き回らずにリスボンのバイロ・アルト地区にあるアパートメントに滞在して、リスボンの路地裏を探索することにしました。

ガイドブックや旅行記によると、この時期のリスボンは雨が多ようです。
でも、私が滞在した期間中はずっと快晴の日々が続いていました。

リスボンのアパートメントに滞在

リスボンのアパートメントに滞在

バイロ・アルト地区は、ポルトガルの伝統歌謡ファドを聞かせる店やレストラン、バーなどが軒を連ねています。
そんな路地を見下ろす場所に、アパートメントは建っていました。
歴史ある建物の内装のみを現代風にリノベーションした、快適なアパートメントでしたよ。

朝はバイロ・アルトの街並みを眺めながら、のんびり朝食。
急がない、ゆっくりとした旅でした。

食材の宝庫ポルトガル

海に囲まれたポルトガルは海産物も豊富で、お肉やワインも超美味です。

ポルトガルはシーフードが豊富

ポルトガルはシーフードが豊富

炭火焼や簡単なグリルやシチュー、素材を生かす調理方法は日本人に好まれると思います。付け合せにはお野菜もたくさん。でも、一皿の量が多いのが難点です。

リスボンで食べた甲イカの炭火グリル

リスボンで食べた甲イカの炭火グリル

ポルトガルでは、タコやイカも良く食べます。
炭火焼にした甲イカは、オリーブオイルとビネガーをかけていただきます。

バイロ・アルトのファドハウス

夜にはポルトガルの民族歌謡、ファドを聞かせる店にも行きました。
ルーゾやアデガ・マシャードなど超有名ファドハウスは、アパートメントから徒歩30秒~1分の場所にあります。

バイロ・アルトのファドハウスCardo Verde

バイロ・アルトのファドハウスCardo Verde

初日、ファドについて素人な私は、気軽に入れるレストランをチョイス。
翌日は、今最もホットだと言われるタシュカ・ド・シーコというファドハウスに行ってきました。

地元っ子に混じってみる

私は観光客の行くお洒落なレストランより、地元民の行く食堂が好きです。
とある港近くで、ジモティーであふれている店を見つけました。
夕方の日が暮れる前の時間、カウンターでグラスワインを頼むと1杯0.5ユーロ(約70円)でした。

港町の地元客の多いバーで乾杯

港町の地元客の多いバーで乾杯

英語で話しかけてきた右側のお兄さんは、仕事でソマリアに派遣されていたそうです。
そこで日本の自衛隊とも交流があったとか。

ユーラシア大陸最西端のロカ岬

リスボンに滞在していて、あまりに天気が良かったので、ユーラシア大陸最西端のロカ岬まで足を延ばすことにしました。
途中、カスカイスという港町では、まだ新しいパウラ・レゴ美術館にも寄りました。

ユーラシア大陸最西端のロカ岬

ユーラシア大陸最西端のロカ岬

夏でも強風が吹くと寒いというロカ岬。
現地ツアーでは、冬は天候条件が悪いので、ロカ岬に立ち寄らないものあります。

しかし、私が行った日は本当に穏やかなぽかぽか陽気。
冬の最果て感は全くありませんでした。

冬のリスボンで哀愁を感じようと思った旅は、良い天気に助けられて快適そのものでした。
ポルトガルは機会があればまた訪れたい国のひとつです。