7月も伊江島で楽しくダイビング
あっという間に7月も終わりそうです。
今年はまだ沖縄を通る台風がほとんどなかったので、これから大挙して押し寄せてきたらイヤだなぁ。
伊江島の最近の魚を、少し紹介します。
伊江島の浅瀬の魚
カマスの仲間の群れ
カマスの仲間の群れって、夏らしい海の光景ですね。
伊江島でもカナン崎近くで、この群れが見られる場所があります。
チョウチョウウオなのに群れるチョウハン
チョウチョウウオって、ペアでいることが多いですよね。
でも、このチョウハン(学名:Chaetodon lunula)は小さな群れを作ります。
名前の由来は、顔の模様が長範頭巾(ちょうはんずきん)をかぶっているように見えることからです。
でも長範頭巾ってどんなのかご存知ですか?
私は知らなかったので、ググってみたことがあります(笑)
伊江島の普通の深さの魚
ペアのドクウツボ
普段は単体でいるドクウツボ(学名:Gymnothorax javanicus)。
なんと珍しいことに、2個体並んで穴に入っていました。
繁殖のためかしらん。
大きくて、かまれたら毒がありそう。
ですが、ドクウツボの毒は毒牙ではなく、体に持つシガテラ毒のことを指します。
伊江島の少し深い場所の魚
フチドリハナダイのオス
フチドリハナダイ(学名:Pseudanthias randalli)は、水深25~40mほどのサンゴ礁外縁に住むハナダイです。
オスの婚姻色が綺麗なので、フォト派ダイバーに人気の魚です。
写真でもわかるように、胸ビレに赤い縁取りがあるので、この名前が付きました。
比較的水深の浅い場所にいるフチドリハナダイは、写真のように岩陰でお腹を上にして泳いでいることが多いです。
深い場所のフチドリハナダイは、普通の態勢で泳いでいます。
幼魚は、浅い場所に出現することもあります。
可愛そうな名前のヨゴレアオダイ
ヨゴレアオダイ(学名:Paracaesio sordida)は、通常水深100m程度の深い海に生息する魚で、普段ダイバーがあまり見ることはありません。
でも伊江島の北側のドロップオフは急に深くなっているため、深場の魚がある程度の水深まで上がってくることがあります。
このヨゴレアオダイは、そんな時に撮った写真です。
ヨゴレアオダイと可愛そうな名前ですが、沖縄の市場では高値で取引され、非常においしい魚です。
沖縄での方言名は、ヒンガーシチューマチ、もしくはヒンガーシチューです。
ヒンガーとは、「きたない」という意味です。
このヨゴレアオダイという名前を提唱したのは琉球大学の篠原士郎教授で(1962年)、沖縄の呼び名から和名を付けたのではないかと言われています。
琉球方言の直訳で和名が付くって、面白いですね。
伊江島ダイビングサービス、夏の予約状況
・7月27日(木)~8月3日(木)は、とっても空いています。
・8月5日(土)、6日(日)は、混んでいます。
・8月20日(日)~9月01日(金)は、貸し切りです。
沖縄本島から日帰りでのダイビングは、可能な日とできない日があるので、お問い合わせください。
伊江島で、お待ちしてますね。