2018年のゴールデンウィークも無事終了
去年に引き続き、伊江島のゴールデンウィークは北側のポイントに行けることが多かったです。
あとは、皆さんのリクエストで中ノ瀬三昧(笑)
この時期は、平均水温23℃、平均透明度30mくらいです。
いつも来ていただいているダイバーの方々も、初めて伊江島にお越しになった方々も、本当にありがとうございました。
おかげで、楽しいゴールデンウィークを過ごすことができました。
ゴールデンウィークの魚たち
キミオコゼ
キミオコゼは、ミノカサゴの仲間の中では一番水深が浅い場所にいます。
でも、数は一番少ないです。
伊江島の北側のドロップオフの棚の上、サンゴの間の水路のような場所で見ることができます。
ちらっと見て、「あっ、普通にハナミノカサゴ」と通り過ぎないで、キミオコゼも認識してあげてくださいね。
ベニツケタテガミカエルウオ
ベニツケタテガミカエルウオの目って、可愛くないですか?
他のカエルウオと同様に、潮通しの良いサンゴの浅瀬で観察できます。
卵を守るシモフリタナバタウオ
伊江島ってシモフリタナバタウオが多いような気がするのですが、どうなんでしょうね。
夏の間は、オホバなどのドロップオフの割れ目の暗がりで、卵を守るシモフリタナバタウオを見ることができます。
ベニハナダイの婚姻色
オスのベニハナダイの婚姻色は、とてもきれいです。
メタリックなピンクの色彩は、特別ですね。
伊江島のベニハナダイは、以前は特定のポイントにしかいませんでした。
でも最近は、あちこちで確認できています。
伊江島のベニハナダイが増えているのだとしたら、嬉しいですね。
バイカナマコに付いたウミウシカクレエビ
ウミウシカクレエビって、ウミウシに付いている個体より、ナマコに付いているのを見かけることが多いです。
コブシメ
産卵時期は終わりましたが、コブシメを見ることができます。
まだまだ、いろんな生物を観察することができました。
伊江島北側のドロップオフや洞窟
南側の穏やかな砂地のポイント
珍しい生物に出会える中ノ瀬
伊江島のダイビングポイントは変化に富んでいて、面白いですよね。
新旧ヘルパーの出会い
伊江島ダイビングサービスには、もう30年くらい前から、同志社大学のダイビングサークル「ダイビングポイント」の学生が手伝いに来てくれています。
今年は25年前のヘルパー、つっちーが遊びに来てくれましたよ。
いやぁ、四半世紀を超えて、同じ大学のサークルメンバーがつながるのって、なんか感慨深いですね。
第23回伊江島ゆり祭り
リリーフィールド公園を埋め尽くすテッポウユリ
ゴールデンウィークは、伊江島のリリーフィールド公園で「伊江島ゆり祭り」が開催されます。
元々伊江島に自生するテッポウユリを、公園に植えています。
例年、ゴールデンウィークより開花が早かったのですが、今年はばっちり後半の連休に開花のピークが来ました。
GWの伊江島は、ダイビングも綺麗な花やイベントも楽しめて、ちょっと得した気分の滞在です。
世界のゆりは約100品種
ゆり祭りが始まった頃は、ほぼテッポウユリのみでした。
でも近年、世界各地のユリを集めて、展示しています。
年々、種類も本数も増えていますよ。
品種によってはまだまだ見頃なので、伊江島にいらしたら「リリーフィールド公園にも立ち寄ってくださいね。
5月~6月の伊江島ダイビング
ゴールデンウィーク明けは、例年かなりダイバーが少なくなります。
沖縄は梅雨入りしましたが、内地の梅雨のようにしとしと降り続けるわけではありません。
1日中晴天のことも多いです。
この時期にお休みが取れるなら、ゆっくりのんびりダイビングが楽しめますよ。
水中写真撮影メインの方は、マイペースで時間を取って撮影できるので、特におすすめです。