ダイビング再開で嬉しい!
6月19日(金)から日本全国の皆さまと、ダイビングが可能です。
新型コロナウィルスの影響で、3月下旬から5月末日までダイビングを自粛していました。
いや~、長かったです。
6月1日からは対策をしたうえで、沖縄県内のゲストの方とダイビングを始めました。
そしてやっと、全国の皆さまとダイビングができます。
これまで以上にダイビングの安全対策、新型コロナウィルス感染防止対策をして、ダイビングに臨みたいと思います。
最近の伊江島の海
沖縄は6月12日に梅雨が明けました。
これは、平年(6月23日)より11日早く、 昨年(7月10日)より、28日早い梅雨明けです。
梅雨が明けてからは、快晴、南風が続き、伊江島の北側の海でダイビングできています。
初夏の季節は幼魚が多い
この季節、海の中は幼魚が多く、とても可愛いです。
今日は、ぐるぐる渦巻きの幼魚を紹介しますね。
ぐるぐる、その1 サザナミヤッコの幼魚
最初は、サザナミヤッコの幼魚です。
ブルーの体に、白いぐるぐる。
と言っても、サザナミヤッコの幼魚は、白いラインが円を描きません。
「ねぇ、こっち向いて」
と言って、向いてくれたわけではないでしょうが、このポーズは可愛いですよね。
サザナミヤッコの幼魚は、ごく浅瀬で見られます。
伊江島の北側のダイビングスポットが干潮になった時、タイドプールで観察できることも多いです。
ネズスズメダイとサザナミヤッコ幼魚の2ショット。
このネズスズメダイは、体長10cmくらいです。
ネズスズメダイも、スズメダイの仲間では、かなり浅瀬がお好きな様子。
ルリスズメダイの仲間は、水深が浅いところで見られることが多いのですが、中でもこのネズスズメダイは本当に浅いところにいます。
この2ショットは、干潮時のタイドプールで撮影しました。
ネズスズメダイは、幼魚の時はブルーのラインがあり、大人になると消えてしまいます。
この個体はラインが消えかけで、大人になる前の青年なのかな。
いずれにせよ、通常のダイビングの水深では見られない魚なので、ダイバーにとってはあまり見ることのない、レアな魚なのかもしれませんね。
ぐるぐる、その2 タテジマキンチャクダイの幼魚
ぐるぐる代表は、タテジマキンチャクダイの幼魚です。
模様が円になっています。
こちらはドロップオフのくぼみなどにいるので、ダイバーの発見率は高いと思います。
めずらしい魚ではないですが、ダイビング中に見つけるとちょっと嬉しいですよね。
伊江島の北側のドロップオフの水深15mくらいで見かけたタテジマキンチャクダイの幼魚。
振り向いた時の、上目遣いのポーズにやられちゃいます。
500円玉サイズの、タテキン幼魚にはいやされますよね(^o^)
ダイビングにいらした折には、ぜひ見つけてくださいね。
これからは、沖縄の一番良い季節
梅雨明けのこれからの沖縄は、ダイバーにとって一番良い季節です。
もちろん、年中いつでもダイビングは楽しいですが、ダイビングの快適さや、生物の豊富さは目を見張るものがあります。
新型コロナウィルスの影響がまだまだある中、生活の変化も多々あると思います。
伊江島の海はいつでもダイバーの皆さまをお待ちしていますので、可能な時にお越しくださいね。
最大限の配慮をはらって、ダイビングを実施したいと思います。