伊江島一周どこでもダイビング

最近の沖縄は南風も弱く、伊江島の北側も南側もダイビングすることができます。
でもやはり、北側のポイントに行くことが多いですね。

夏は伊江島の地形ポイントに行きやすい

夏は南風が優勢なので、伊江島の北側の地形ポイントに行きやすくなります。
伊江島もサンゴが復活して、ドロップオフの浅瀬のサンゴが綺麗です。

伊江島のサンゴは元気!

伊江島のサンゴは元気!


カナン崎ドーム。
洞窟があまり好きではない方も、カナン崎ドームは好きだと言われます。
自然の造形美って、素敵ですね。

カナン崎ドームの洞窟

カナン崎ドームの洞窟


伊江島の北側のドロップオフは、ただ泳いでいても気持ちいいし、生物観察も楽しめます。
洞窟や離れ根を堪能した後、アンカー周りの浅瀬でゆっくりサンゴの間をのぞいて魚を観察するのがおすすめです。

伊江島の地形ポイントでダイビング

伊江島の地形ポイントでダイビング


ぜひぜひ皆さんに、伊江島の夏の海でダイビングを楽しんでいただきたいです!

特に今は南西の風が多いので、伊江島の北東側のポイント、オーロラ、オホバ、釣り場、カナン崎ドームなどが潜りやすいです。

普通にいる生物も可愛い

伊江島といえば、深場の生物や洞窟の生物が有名ですが、特別な魚でなくても普通にいる生物も可愛いです。
当たり前のキンギョハナダイも、つい撮りたくなってしまいます。

キンギョハナダイも可愛い

キンギョハナダイも可愛い


そうそう、セナキルリスズメダイ。
この魚の学名、Chrysiptera starckiは、Allen博士によって1973年に付けられました。
和名のセナキルリスズメダイは、伊江島ダイビングサービスのオーナー、湯野川の北里大学の恩師、井田斉教授が1975年に付けたものです。1975年というのは、湯野川が北里大学に入学した年(遠い目)。

伊江島のセナキルリスズメダイ

伊江島のセナキルリスズメダイ


夏の風物詩、ゴマモンガラ注意報も順調に発令中です(笑)。
ゴマモンガラは卵を守るために、テリトリーに入って来た敵を追い払います。
ダイバーのフィンなどに嚙みついてきたりしますので、要注意です。
ゴマモンガラを見かけたら、そばに寄らないようにしてあげてくださいね。

ゴマモンガラ注意報発令中

ゴマモンガラ注意報発令中


伊江島は深すぎて通常のダイバーが見られない魚が比較的浅い場所で観察できたり(それでも深い)、洞窟特有の珍しい生物が生息していたりします。
ベテランダイバーのオタッキー心をくすぐる海です。

でも地形は変化に富み、サンゴもきれいで、普通にいる魚も可愛いです。
ベテランダイバーから、ダイビングを始めたばかりの方も楽しめる海です。惜しむらくは、ケラマや久米島、宮古、石垣、西表といった知名度がないマイナーな島だということでしょうか(苦笑)。

機会があれば伊江島にお越しいただいて、伊江島のダイビングを楽しんでください。
うちだけではなく、伊江島のダイビングショップは皆さまのお越しをお待ちしています!!